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交際スタート
猛アプローチの末、見事交際をスタート。
しかし、価値観の違いで喧嘩の絶えない日々。
別れてよヨリを戻すの繰り返し・・・。
「価値観の違いは致命的だよ」という私に、
「違いすぎるから、新しい発見があって良いんだよ」と
もっともらしい切り返しをしてくる元旦那さん。
基本は面倒くさがりなので、そんなもんかと深く考えずに終わらせる私。
人間は十人十色ですもんね。
結婚しましょう
学生時代は子供の泣き声を聞くと、苦しくて息が出来なくなる感覚になり、子供が苦手。
周りの友達からも、絶対に子供は産まないだろうと言われていました。
そんな私が妊娠。
結婚前に妊娠が発覚し、半ば脅すように結婚へこぎ着けました。
仕事しかない自分。
そんな私がついに結婚したのです。
これからは、家族とともに生きていこう!!そう決意しました。
前駆陣痛
悪阻もなく、仕事も臨月間際までバリバリに働かせて頂きました。
産休に入り、出産予定日2週間前の妊婦健診。
「臨月の妊婦さんは、空気を吸うだけでも太るよ」という姉の言葉通り、検診の時の体重測定でいかに数gだけでも押さえる事が出来るか・・・。
そんな事に集中していると、先生から
「あと2週間以内で陣痛くると思いますから」とのこと。
そうなんだと帰路につきました。
帰宅すると、なんだかお腹がチクチク。
これが噂の前駆陣痛!?
本陣痛の前に、予行練習のような前駆陣痛というものがあるらしいのです。
前駆陣痛でも痛いらしい。
うん。痛い?・・痛い!?
ちょっと待って。前駆陣痛ってこんな痛いのか???
例えるならお腹を極限に下したけれど、出せない。
痛みのピークの波がやってきて、そして引いていくの繰り返し・・・。
前駆陣痛恐るべし
そんな痛みと戦っていると、姉が自宅訪問。
私の様子を見てすぐに車で病院へ・・・。
自分で受け付けをし、階段で2階の診察室へ。
先生「大変だ。子宮口7センチ開いてる!!すぐに分娩台に!!お母さん!今から出産ですよ!」
そうだよね。この痛みで前駆陣痛って・・・。
看護婦さん「ご自宅にいたの?今日診察してたよね???」
私「はい。あと2週間以内にと言われました。
まあ今日も2週間以内ですけどね。」
車椅子で運ばれながら談笑。
私は持病があり、個人病院での分娩が出来ないので、大きな病院での出産でした。
初めての出産。
「痛い!!!!いたい!!痛い!!!!」
!?!?!?!?!?
カーテンの奥から苦しそうな妊婦さんの声。
大型病院での初めての出産は、カーテン1枚隔てた3人合同?出産でした。