mari-ryuの日記

ちょっと変わってるシングルマザーの思い出日記

保育士試験を終えて

初めての保育士試験から3回目で進むことが出来た技術試験。

八月に届いた試験結果は、無事に合格でした。

長かった・・・・。本当に長くかかってしまいました。

実技試験の結果は、

造形表現に関する技術・・・34点

言語表現に関する技術・・・35点

各科目50点満点で、それぞれ30点以上で合格点です。

なかなかギリギリではありますが、合格点をいただく事が出来ました。

ただ、どのような基準でこの点数なのかは不明です。

得意だと思っていた造形表現は、言語よりも低いという結果。

ちょっと不思議ではありましたが、合格は合格です。良かった!

保育士試験に挑戦し、合格までにかかった1年半は、とっても長く感じました。

2度の不合格で、モチベーションはかなり落ちてしまいましたが、なんとか踏ん張る事が出来ました。

これから保育士試験の受験を考えている方々へ。

合格へのアドバイスは、「決して諦めないこと」です。

試験を通して改めて感じるのは、子供達の安全を守り、成長を見守る保育士という大変な仕事。

本当に責任ある、大変な仕事です。

その試験なので、本当に難しいです。

保育士さん達には改めて頭が下がり、感謝の気持ちが大きくなるばかりです。

そんな保育士さんになりたいという気持ちを諦めずに持ち続けて頑張れば、必ず結果がついてきます!頑張りましょう!

 

保育士実技試験②

造形表現に関する技術

 

 

いよいよ実技試験当日。

筆記試験とは別の場所で行いました。

年齢や性別も様々で、私の想像する以上の人数が集まっていました。

まずは造形の試験です。

色鉛筆を用意し、お題を待ちます。

お題は配布された用紙に記載してありました。

私の時のお題は「お誕生日会」でした。ですが、予想していた以上に細かい注文が入ります。「5才以上が1名以上。プレゼントをあげたり歌を歌ったりする。お祝いされている1才児1名以上。保育士1名以上。」

細かい。予想以上に注文多い・・。少し焦りました。

周りからはコツコツと、早速取りかかっていらっしゃる音が聞こえてきます。

まずは下書き。

それが大きな間違いでした。練習を一度もしていなかった私。この鉛筆で下書きをしてから色を塗る作戦で大失敗。

時間配分が全く出来ておらず、最後の10分で焦りに焦りました。背景も色鉛筆で描かないといけません。下書きだけでかなりの時間ロスでした。

本当に大失敗です。やはり本番を想定した練習は不可欠です。

 

 

言語表現に関する技術

 

猛反省した後、少し時間を空けての言語表現の試験です。

気持ちを切り替え、番号が呼ばれるのを待ちます。

人数も多かったのか、控え室から数名のグループで呼び出され、別の待機室へ向かいました。そこから更に個別での呼び出しです。

ストーリーは完璧に暗記しました。あとは目の前に子供達がいることを想像しながら素話をする。「大丈夫。大丈夫」と自分に言い聞かせながら待機です。

直前の方の素話がかすかにドア越しに聞こえてきます。

幸いストーリーが違ったので、聞き入ることは無かったのですが、やはり他の受験生の実力が気になってしまいました。

いよいよ自分の番号が呼ばれました。

「失礼します。」

ドアを開けると、目の前には2名の審査官が座っていました。

中年の女性1名と、白髪交じりの男性1名。

かなりの緊張感が漂う中、「初めて下さい」という中年男性のかけ声とともに

「今からおむすびころりんと読みます」とスタートしました。

練習の成果もあり、途中で頭が真っ白になることもなく、

「おしまい」まで言い切り、終了のアラームが響きました。

その間、一切笑うこともない審査官方・・・。

「一体何十人の素話を、今日は何十回聞いてきたんだろう・・・。

私のおむすびころりんは、何回目のおむすびころりんだったんだろう・・・。」

そんな事が考えながら、部屋を出て行きました。

 

 

保育士実技試験①

保育士実技試験とは

 

なんとか筆記試験に合格することが出来ました。

筆記試験に合格したら、次は実技試験です。

保育士試験の実技といえば、私の中では

「ピアノが弾けなきゃ先生になれない」そんな印象でした。

しかし、実はピアノが弾けなくても実技試験は突破可能です。

 

①音楽表現に関する技術

②造形表現に関する技術

③言語表現に関する技術

 

以上の中から2分野を選択し、6割以上得点すれば合格となります。

ざっくり言うと、①は演奏。ピアノやギターなどで、決まったお題の中から曲目を選択して演奏します。

②は絵を描く。試験当日にお題が出され、そのお題の絵を色鉛筆などを使用して描きます。

③は素話。絵本を使わず、決められたお題を子供に聞かせるつもりで披露します。

私は②の造形と③の言語表現を選択しました。

絵はなかなか上手に描ける方です。ピアノは多少弾けますが、人様に披露出来るようなレベルではありません。しかもあがり症なので、鍵盤を叩けるのかも怪しく・・・汗

なので、②と③に決めました。

試験まで時間もなく、②は当日にどうにか出来ると思い、練習も全くしませんでした。

③の言語表現は、私は「おむすびころりん」に決めました。

大体のストーリーは把握してるので、あとは時間内に納めて素話出来るように暗記を完璧にする。そして自分の子供と従兄弟達へ、毎晩のように素話をしました。

子供達は「またおむすびころりん!?」と、かなりウンザリしてました。(^^;)

 

保育士試験②

保育士試験へ向けて勉強スタート

 

フルタイムで仕事をしていた私は、仕事が終わり、まだ小さかった子供を寝かしつけてからの勉強タイム。

教科が多く、勉強の仕方がわからなかったので、取りあえずは一通り教科書を読む事から始めました。

とにかくザッと読む。

それから再度読み込む。

こんな勉強方法で、勉強開始から半年で初めての試験に望みました。

 

 

 

 

受験

 

「何かの教科が受かっていれば儲けもの」

そんな気持ちで受験したので、やはり結果はボロボロでした。

4教科の合格点を獲得し、持ち越しすることが出来たので、残り4教科。

次で決めよう。

そう思って猛勉強しました。

また半年後の再受験。

結果は不合格。

私が苦手だった「社会福祉」をあと1問で落としてしまったのです。

今回で決めようと思い、猛勉強した末の不合格。

正直とても落ち込みました。

周りからの励ましで、なんとか再受験を決意。

さらに半年後の試験でようやく保育士試験の筆記試験に合格することが出来ました。

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保育士試験とは①

保育士試験は、年に2回。(2018年受験時)

前期と後期、2回チャンスがあります。

試験科目は

①保育原理

②教育原理及び社会的養護

③子供家庭福祉

社会福祉

⑤保育の心理学

⑥子どもの保健

⑦子どもの食と栄養

⑧保育実習理論

 

上記の筆記試験を行い、すべて合格したら「実技試験」に進む事が出来ます。

 

合格ラインは全科目6割以上の正解率が必要となります。

なので、すべてにおいて100点をとる必要はありません。

間違えたとしても、合格ラインである6割をとればその科目は合格となります。

 

また有難いことに、試験には「免除」というシステムがあります。

前期で①保育原理のみ不合格だったとします。

筆記試験全て合格しなければ実技試験に進む事はできませんので、後期で①保育原理を再度受験しなければなりません。

しかしそれ以外の科目は全て合格基準を満たしてますので、「免除」となります。

ただし、この「免除」には有効期限があります。

合格した年を含めて3年間です。

この3年を過ぎると、再度受験して合格しなければならなくなります。

保育士になりたい

保育士

 

保育士は、国家資格。

そんなこともしらなかった私。

まずは、保育士の試験について調べました。

保育士の試験は年に2回。誰でも受けられるわけではなく、一定の条件があります。

私は条件である短期大学2年以上かつ、62単位という条件はクリアしていましたので、なんとか受験することが出来るようです。

仕事をしながら、かつ独学での保育士試験への挑戦が始まりました。

 

反対

 

いきなり「保育士の試験を受ける為に勉強したい」

そういう私に、元)旦那さんはびっくりでした。

かつ、離婚した後の仕事の為に受験するのだと疑い、猛反対されました。

息子の為だと必死に説得し、渋々勉強させてもらえるようになりました。

独学での受験といったら、やっぱり「ユー◯ャン」です。

講座代として6万円の投資は決して安くはなかった・・・。

「先々の投資・・・」そう言い聞かせて一括で支払いました。

それから私の保育士試験への挑戦が始まりました。

 

仕事復帰へ

仕事復帰

 

仕事から1年も離れると、復帰するのに苦労すると思っていた私は、産休から6ヶ月で職場へ復帰しました。

 

保育園に慣れる為の「慣し保育」。

大丈夫だろうかという心配と、離れる事の寂しさ。

息子より私の方が泣き出してしまいそうでした。なんだか体の1部を置いてきてしまったような感覚。

そんな不安な気持ちも、保育園の先生がかけてくださる温かい言葉に心が癒やされました。「お母さん大丈夫ですよ」「慌てないで大丈夫ですから、ゆっくりお迎えにきて下さい」「今日も元気で、いっぱいお話ししてくれましたよ」

そんな先生達の言葉にどれだけ助けられたか・・・。

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一週間もすると、私も安心して預けて働く事が出来るようになりました。

 

 

 

 

保育士の仕事って、本当にすごい。

 

 

 

 

 

知りたい

 

保育園に通い出し、色んな事を先生から教わりました。

「今は歯が痒くて、こんな風にしますよね~」

「歩く練習ですね~」

 

先生に沢山教わり、日々勉強になる毎日。

「自分の子供の事なのに・・・無知すぎる」

 

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そんな風に思うことが多くなりました。

 

「もっと子供の事を知りたい」

「こういう時は、どうすればいいんだろう」

そんな事を考えながら、次第に「保育士」という仕事に興味を持つようになりました。